ひよっこ

　
　ひよっこ、いよいよお父さんが見つかりお父さんを連れて帰る為　
　お母さんが上京の回、記憶だけで書いてるので台詞の詳細とか
　違うと思いますが、良かった！！（泣）です。

　バスに向かうお母さんを少し遠くから映す、お母さんの
　色んな気持ちが伝わって来る。
　車掌さんと話すお母さん。
　稲刈りや、お父さんが失踪してしまったかもしれないと
　東京へ向かった時の映像が・・。
　

　いよいよお父さんを保護？してくれた世津子さんの元へ。

　大きなお屋敷に気後れするお母さん
　「着物にすれば良かったかな・・」
　華やかで美しい女優さんと対面、ふかふかのスリッパにも少し緊張？
　服の小さなほころびも気になって仕方がない。

　そして世津子さんのセリフ良かった！！です。
　”初めて、早く家に帰りたいと思った”

　くどくど身の上話を本人にさせるんじゃなくて、その一言で
　世津子さんの家庭環境やこれまでの人生が想像できてしまう。
　切ないけれど、いいなと思いました。

　今までも、会話から世津子さんが、華やかな世界に身を置きながら
　それほど幸せだと思ってる風でもないのが伝わってきていたので、
　保護したお父さんは世津子さんにとって、心を許せる人
　家族の温かさとか、幸せそのものだったんでしょうね・・。

　でも「雨男さん」と呼んでいたお父さんを、最後はきっぱりと
　「谷田部さん」と呼ぶ。お別れの決意表明、でも泣くのを堪える
　世津子さん。

　あと、お父さん達が出て行った後に、世津子さんが嗚咽するシーンとか
　流すんじゃないかと思ったけど、なくて良かった！です。
　引き算の見せ方、ナイス！！！と思いました。

　お母さんも、お父さんを保護してくれた事を感謝しつつ、お父さんが
　失踪して以来、家族がどんな思いだったかを訴える。泣けました。

　でも、おそばやさんで
　「あなた（お父さん）は悪くない、あの人が悪くないのも分かっている。」
　と言っていて良かった・・。と思いました。
　お父さんも、戸惑いながらも「家族が見つけてくれたのだから・・」と。
　最後は、訛りが少し出て笑いあったり・・・
　段々家族に戻っていけるといいなと思いました。


　帰省の時の実家で眠り続ける回も、とても好きでしたが
　（これぞ実家！これぞ帰省！と拍手喝采）あれは静の回で、
　今回は動の回だったと思いました。
　良かったです〜。